うつ病やパニック障害・適応障害を乗り越えて再就職・転職・就職・復職!人間関係での「上手な断わり方」!
うつ病やパニック障害・適応障害などを発症して、苦しんでいる方の多くは
人間関係を心配される方も多いと思います。
具体的には、コミュニケーションを伴った人間関係をどうすれば
より良くできるか、あるいはどうすれば仕事を頼みやすくなったり、
上手く断わったりすることができるか心配なことと思います。
リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害・適応障害を
克服する為の認知行動療法を中心としたカリキュラムやカウンセリング、
面談、リラクゼーション、適度な運動とともに、より良い人間関係を
構築する為のコミュニケーションスキルのカリキュラムも行っています。
今回は、自分も相手も大切にする自己表現で、
自分の意見、考え、気持ち、欲求などを率直にその場にふさわしい方法で述べ、
同時に相手の気持も尊重して歩み寄る
コミュニケーショントレーニングを行いました。
その中でも苦手な人が多い、「断る方法」について考えました。
断れない関係のメカニズムは、感謝はやがて当たり前になる依存のしくみです。
頼む方は頼む前から引き受けてくれるものと決めつけているので、
頼むほど相手に依存し断られたショックで怒りを覚えます。
一方、断りたいけど断れない優柔不断な態度で引き受けているとしたら、
相手は気付いてくれず、誤解をまねくことになります。
断ることを過剰に悪いことだと思い、
あいまいな態度では誠意も伝わりにくいのです。
中間の引き受け方をすることで相互尊重できる場合もあるので、
すべて断るか、すべて引き受けるかよりグレーゾーンを大切にしましょう。
①無理をしない
②出来る範囲、出来ない範囲を見極める
③自分の気持ち・感情を基準にする。ことを大切にできたら人との関りが少し楽になるようです。
ロープレでは大切にしているものを貸してほしいと頼んだり、断ったり、
実際の仕事のシチュエーションを想定して活発な議論ができました。
断ることが難しい、相手に悪いという気持になる。
断る勇気を持つことは今後必要だと思った。
断ることは自分に許そうと思う。
断られるのが怖くて頼むのが苦手だと気がついたなどなど。
たくさんの感想がありました。
この気付きを元に、相手にも自分にも良い断わり方を習得して、
豊かな人間関係を築くコミュニケーションスキルを学びました。