「働きやすい職場とは」うつ病やパニック障害・適応障害からの就職・復職!
「働きやすい職場とはどのような職場でしょう?
そんな職場にする為に自分は何が出来るでしょう?」を
ダイアログというカリキュラムを通して、個人ワークと
グループワークで考えてみました。
「ダイアログ」とは、自分の考えをオープンに開示しつつも、
自分の主張や立場に固執せず、
相手の考えの背景を探求しながら相互理解を深めるための会話です。
目的は結論を出すことではなく、テーマの意味を探求し、
お互いの考えを深め合うことです。
働きやすい職場ということについては、
「何でも言い合えるオープンな関係構築が出来てコミュニケーションが密な職場」
との意見は、ほぼ共通に出たワードでしたが、
掘り下げていくとそこには、
「きちんと話を聞いてくれる上司がいる」
「怒鳴ったりせず分かりやすく仕事の進め方を支持してくれる上司がいる」
のように、職場の上司に関する意見が出た一方、
「話を真剣に聞いてくれる部下がいる」
「伝えていることを聞きもらさず、伝えたこと以上に成果を出してくれる部下の存在」
のように、職場のメンバーに関する意見もでました。
今まで、適当に話を聞いたりしていた管理職の方には耳の痛い話ですね。
リファイン就労支援センターには管理職の方、
一般職のビジネスマン・サラリーマンの方が多く通所されています。
掘り下げた事で、「何が出来るか?」から、
更に深堀りした「働きやすい職場にするために何をしなくてはならないか?」
の活発な意見にまで発展しました。
うつ病・パニック障害・適応障害を乗り越えて再就職・転職・復職した後に
職場で円滑な人間関係構築することが、再発防止につながります。
その際、自分の出来ることをご自身一人で考えるのではなく、
立場の違う方々の意見を聞き入れ、管理職の方はメンバーに対して、
メンバーは上司に対して、
どのように接すれば働きやすい職場を自ら作り出すことが出来のか?
の気づきになりました。