スタッフコラム

うつ病やパニック・適応障害からの就職・復職に役立つ「グループワーク」

うつ病やパニック障害・適応障害からの回復・改善と

就職・再就職・復職をサポートするリファイン就労支援センターでは、

 

日々のプログラムの中で、個人ワークと、グループワークを繰り返し行います。

 

個人で自分に向きあったり、気持ちを整理するための時間と合わせて、

グループでシェアし合うことで、楽になったり、気づきを得たり、深める機会を、

組み合わせながら、プログラムを進めていきます。

 

グループワークを終えた利用者の方から、実際に頂いた感想です。

 

「言葉にすることで、気持ちが整理されたり、明確になりました」

 

「(自分の好きなことを)話すことって、楽しかったです」

 

「聴くことは、人のことをよく知る手がかりになることが分かりました」

 

「人は見かけによらないこと、聴くことでその人の個性が感じられました」

 

「質問をしてもらうと、興味を持ってもらえていると感じられて、関係性が近くなりますね」

 

「意外に、共通点がたくさんあることがわかりました(笑)」

 

 

今回は、この個人ワークと、グループワークを使いながら

自己発見と、自己探索のためのプログラム「フォーカシング」を行いました。

 

これは「自分の実感に触れる」ことを通して、

自分らしい在り方を取り戻したり、生活に前向きな変化を生み出すための

きっかけ作りを目指すものです。

 

何となく感じる感覚や、身体からのメッセージ、何かの気がかり・・・等

日常では、見逃してしまいそうな感覚「Felt Sense(フェルトセンス)」を

ちょっと立ち止まって、ゆっくりと、確かめながら言葉にしていきます。

 

プログラムの最後には利用者の皆さんに大人気の「連詩」のワークを行いました。

一人一人、自分の感情を言葉で表しながら、

(結果的に)グループの皆さん協同で、一つの詩を創り出します。

 

「連詩」を創り終えた皆さんの感想です。

 

「初めで少し戸惑いましたが、やり始めると面白くて楽しかったです。

グループで行うと、自分の予想もつかないものができるのですね」

 

「言葉になっていない無意識を言葉にしようと精神を研ぎ澄ます事で

不思議な気持ちになれました」

 

「自分には一方向しか見えていなかったものが、ワークを通して、

違う見方が出来るようになりました」

 

「自分の思っていたことが、他の人の考えを組み込むことで、新たなフェルトセンスが

生まれるのが面白かったです。グループワークの力を感じました」

 

個人ワークと、グループワークを活用して

「フェルトセンス・リテラシー」を身につけていきましょう!