スタッフコラム

「コミュニケーションゲーム」で、うつ病からの回復と、就職・再就職を目指す!

うつ病やパニック障害・適応障害からの回復と、就職・転職・再就職・復職を目指すリファイン就労支援センターのプログラム。

今回はコミュニケーションの難しさや大切さを、楽しみながら、体感的に学ぶプログラムです。

”話す”ことにフォーカスしたプログラムや、
”聴く”ことにフォーカスしたプログラムは、
いろいろな切り口、やり方で、継続的に行っていますが、

話し手から受け手に、ある情報を伝える「コミュニケーションゲーム」を使って
コミュニケーション以前にしっかりと認識しておきたい、前提を問うようなプログラムです。

今回は、紙に書かれたある図形や記号を言葉だけで伝えるゲームを行いました。
(ジェスチャーや、表情、アイコンタクトは一切使わいません)

まずは、一方的に伝える1ウェイ・コミュニケーション
続いて、双方向で質疑応答をしながら伝える2ウェイ・コミュニケーション

2つのタイプのコミュニケーションを体感することで
・情報は正しく伝えられたか
・適切な説明の仕方や、効果的な質問の仕方はどうのようなものか
などを学びました。

利用者の皆さまから寄せられた感想を幾つかご紹介します。
「改めてコミュニケーションの難しさ、大切さを感じました」

「伝えたいことは、相手の理解度を確認しながら話すことが重要であることを感じました。仕事に活かしていきたいと思います」

「相手が混乱していてもイライラせずに、落ち着き、落ち着かせることが大事だと感じました」

「解釈が自分流になったりする、自分のクセが分かりました」

「まずは話し手の意図を汲もう、受け止めようとすることがコミュニケーションの第一歩だと思いました」

「1ウェイ・コミュニケーションの場合、受け手側が集中力を保ちにくく、自分の思い込みにも気付かずに仕事を進めてしまう危険性があることに気付かされました」

「少しのコミュニケーションミスが、連鎖して大きなギャップになることが分かりました」

「話を受ける側も、自分が理解したことを言葉に限らずリアクションして伝えることが大事だと思いました」

ゲーム感覚で楽しむようなワークでしたが、就職活動や復職準備にも直結する「気づき」をたくさん得ることができました。