うつ病・適応障害パニック障害に効く！運動プログラムで再就職！
リファイン就労支援センターには、首都圏各地から利用者の皆さまが通っていらっしゃいます。
多方面からアクセスのよい立地［注］にありますが、近くに上野公園や動物園、博物館、神社仏閣等もあり、
散策に適しているロケーションでもあります。
［注］JR山手線・京浜東北線（御徒町駅や上野駅）、東京メトロ（仲御徒町駅や上野駅）、都営大江戸線（上野御徒町駅）、つくばエキスプレス（新御徒町駅）など。
メンタル不全からの回復と、就職・復職を目指すためのプログラムとして、
季節や天気に応じて「課外授業」を行っており、時々散策にも出かけます。
今日は、御徒町～上野公園～湯島天神を巡るウォーキングを楽しみました。
課外授業でウォーキングを行うのには幾つかの理由があります。
◎軽い運動はうつ病の改善に効果があると言われています。
適度な運動をすることで脳内のセロトニンが増えると言われています。
セロトニンは心身の安定や安らぎにも関与することから、”幸せホルモン”とも呼ばれいます。
（逆にセロトニンが不足すると、うつ病や不眠等のメンタル不全に陥りやすくなります）
◎外出して適度に日光を浴びることで免疫力が高まります。
免疫力を高める栄養素にビタミンDがあります。
ビタミンＤは食べ物から摂る方法もありますが、ほとんどは日光（紫外線）によって体内で作られます。
（皮下脂肪の一部がビタミンDに変化します。免疫力を高めてインフルエンザを予防するとも言われています）
◎筋肉を鍛えることで免疫力が高まります。
病気になると、筋肉の中からグルタミンという物質（アミノ酸の一種）が分泌され、
リンパ球を増やし、病気と闘うための準備をします。
筋肉を作る、鍛えることは、病気に備えることにもつながるのです。
（筋肉は、糖を吸収して血糖値の上昇を抑えたり、動脈硬化を防いだりすることも明らかになってきています）
散策の途中では、歴史（たとえば、江戸時代に将軍を警護する武士「御徒」が集住していた「御徒町」）や、
地形（たとえば、武蔵野台地の東にあたり数千年前まで入江だったこと）なども話しながら楽しくウォーキングを行いました。
今後も、体調や状況をみながら適度に楽しく運動プログラムを取り入れたいと思います。
