メンタル不全からの回復後、卒業&復帰された方のお話を伺いました。
またお一人、リファイン就労支援センターを卒業して復帰を実現されました。
数カ月前に初めて当センターを訪れた時から今に至るまでのお話を伺いましたので
簡単に紹介をさせて頂きます。
Q.リファインに通い始めた頃は、どんな状態、お気持ちでしたか?
A.最初は感情がないような状態でした。
顔も上げられずに、いつも下を向いていたので、周りにどなたがいたのかも覚えていません(笑)
Q.プログラムを受ける中での気づきはどのようなものでしたか?
A.まずは「自分のことは自分が一番分かっている」ということが正しくないことに気付かされました。
自己分析のプログラムや、他の方からの評価コメントを繰り返し聞く内に、自分の認知が大きく拡がったと思います。
それから「答えは一つではないこと」です。
他の利用者の皆さんとのグループワーク等を通して、様々な意見、見方、考え方があることに気付かされました。
Q.気づきを得るまでの間に、辛さなどはありませんでしたか?
A.率直にいうと、とても苦しい時もありました。
過去に向き合う、自分に向き合うのは、簡単ではありませんでした。
でも、ある時に「自分を更新する、塗り替えるのは今しかない!」ということに思い至ったんです。
Q.その後、具体的に取り組んだことは何ですか?
A.幾つかありますが、、、小さな感情も大切にしました。
小さくても、何か出来た時は大げさに喜ぶようにしたり、自分を労うために”スマイルシール”を貼るようにしたり(笑)
眠る時には自分を労いながら目をつむりました。
また、今の自分ができることに集中して、焦らず、先を急がないようにも考えました。
Q.メンタル不全からの回復が進んだ後の、就労トレーニング(実際の会社でのレーニング)はいかがでしたか?
A.良い機会だと思って、いろいろなことで自分を試してみました。
例えば、仕事に集中している時ではなく、仕事がない状態の時に、安定した気持ちを保てるか等、
自分が気になることをあえて、試すことで、自信がつきました。
Q.今後も意識していきたいことはありますか?
A.リファインの「自分取扱説明書」で、目の前の仕事よりも大切なことや、実現したいことを整理しました。
「こんなことで潰れている場合じゃないなあ」とも思えるようになっています。
感情日記は今もつけていますし、出来るだけ続けたいと考えています。
他の利用者の皆さんからは、プログラムに真摯に取り組む姿勢や、何かを得ようとするアグレッシブさ、集中力の高さに関する
コメントが寄せられました。本当におめでとうございます!
リファイン就労支援センターでは、復帰後も、定期的に面談、サポートを行っていますので、
近々、元気にお会いできることを楽しみにしています!
皆さんも一緒に、うつ病や適応障害からの回復・改善と、就職・再就職・復職を目指していきませんか。