スタッフコラム

うつ病やパニック障害・社会不安障害を克服して再就職。「不安の構造」

うつ病やパニック障害、社会不安障害などからの回復や、就職・転職・復職等の社会復帰、さらにはその後の活躍のために、まずは「自己理解」を深めることが必要です。

今回は、自分が抱える(感じる)「不安」について丁寧に考えてみました。

「もやもや」して、「捉えどころがない」のが不安の特徴の一つかもしれませんが、
言葉にして書きだしたり、信頼できる場で人に話してみることで、整理されたり、新たな発見のきっかけになったりします。
 
 
利用者の皆様の感想(一部)をご紹介します。
短い文章ですが、少しすっきりとした感じが伝わってきました。

「モヤモヤしている感覚を言葉にする(書きだす)ことで、少し気持ちが楽になったり、新たな気付きが生まれるということが分かりました」

「取り越し苦労(不安の先取り)には、他人からすれば大したことはないものがあることが分かりました」

「不安は一人で解決しなくても良いこと。周囲の人のサポートも有効だということに気が付きました」

「不安の元が何なのかを明確にしておくことで、対処方法も明確になっていることを感じました」

「不安をあえて書いて、周りに話すことで少しスッキリした気がします」

「不安を気づきというように捉えると、不安に思うことは決して悪いことではないのではないかと感じました」

「不安は自分を守り、成長させてくれるものでもあり、必ずしも一人で立ち向かうのではなくて、他人に頼ることも大切だという意見が参考になりました」

「行動計画を立てる時に、自分にできること、できないことを明確にして、スモールステップで実践していくことが大切だと思いました」