スタッフコラム

うつ病・パニック障害・適応障害・社会不安障害からの回復と(再)就職のための自己理解「認知と行動のチェック」

リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害・社会不安障害の治療法としてエビデンスのある「認知行動療法」をベースにしたプログラムを行っています。

認知行動療法は、イギリスやアメリカでは治療ガイドラインで第一選択肢にもなっている治療法です。

今回はチェックリストを使いながら、自分の認知と行動(特徴)について理解を深めました。
例えば「べき思考」「ねばならない思考」「人の心の読み過ぎ」「決めつけ」「レッテル貼り」「白黒思考」等など

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「他人に好かれたい、仲良くしたいという気持ちは誰もがある程度持っていると思いますが、実際に確認できる方法はなく、気にしすぎても相手の主観に迎合するだけになってしまうため、自分の芯は何であるか、考えるのは大切だと思いました」

「他者理解というキーワードについて話し合いました。特に自分のあるべき姿をイメージしてメタ認知することで客観視が出来て、他人から見た自分を意識できるという気付きが有用だと思いました」

「理想を高く掲げすぎると小さな成功体験を得られず、自信がつかないし、自信がないから人の目も気になるという負の連鎖に気づくことができてよかったです」

「考えることは悪いことではなく、考えるだけ考えて、その先のことはとりあえず置いておく。不安や悩みにしなければ良いのだと思いました」

「メンタル不全からの回復や再発防止、就職を目指したプログラムに一緒に取り組みましょう」