スタッフコラム

「うまく行かない理由」〜うつ病・パニック障害・適応障害・社会不安障害などのメンタル不全からの回復・改善のために考える

誰にでも「うまく行かなかったできごと」があります。

その「できごと」を素材として、うまく行かない理由を掘り下げて考えました。

素材は無理なく向き合えるものをお一人お一人に選んで頂きます(人によってはメンタル不全の原因になったエピソードを選ぶ方もいらっしゃいます)。それを自責だけではなく、他責だけでもなく、バランスよく客観視することがポイントです。

リファイン就労支援センターでは、お一人お一人の状況に合わせて、うつ病・パニック障害・適応障害・社会不安障害などのメンタル不全からの回復・改善にじっくりと取り組んでいます。時間を経て、過去の自分の認知と比較することで、新たな気づきを得ることもできます。
 
利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「ワークをしながら、自分は自責に偏りがちだということがわかりました。自責と他責のどちらが良い悪いではなくて、大事なのはバランスなのだということが新たな発見でした」

「ネガティブな出来事も時間が経つほどに冷静に客観的に見ることができるようになるので、前回よりも穏やかな気持ちで考えられました。感情日記と同様にこのワークも日常的に行ってみることで他責と自責の考え方のバランスがとれるようになるのではないかと感じました」

「今回、メンタル不全に至った経緯を改めて振り返る事ができて、充実したワークになりました。出来事の原因を自分に求めるだけでなく、どんな環境で誰(何)のせいでその出来事が起こったのかを考える重要性に改めて気が付きました」

「過去の自分を客観視することができました。メンタル不全の時はネガティブ思考になりやすい環境にいて、その状況にのまれていたことに気が付きました」