スタッフコラム

うつ病からの回復と社会復帰のための認知行動療法〜「ダイアログ」で磨く総合力!

リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害・適応障害等の回復・改善に効果があるといわれる「認知行動療法」をベースにしたプログラムを行っています。

今回行った「ダイアログ」は、自己理解や他者理解、傾聴、質問等、日頃トレーニングしているスタンスやスキルを総合的に試し養う機会として、継続的に行っているプログラムです。

1.自分の考えをオープンに主張する
2.他人の意見や立場を尊重する
3.評価や批判、判断を保留する
4.皆で答えを創る、見出す

今回のテーマは「シルバーウィークに行く!体験グループ旅行」のプランニング。
楽しみながら、答えのない問い(テーマ)に対し、それぞれの発言や考えの違いを大切にしながら対話を行っていきます。
毎回、ダイアログでは、思わぬ発見があったり、認識が広がるような気付きがあります。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「カタチのないものがカタチになっていく過程が面白かったです(一種の達成感でしょうか)。周りの意見に耳を傾けて自分のアイデアを仕事に・・・取入れて行こうと思いました。改めてチームで何かをすることは楽しいと感じました」

「さまざまな案を話しあうことで(最終的には)充実した内容のプランができたことが面白く感じました」

「自らが考えつかなかった意見がたくさん出ました。皆で話し合うことで可能性が拡がると思いました」

「皆が自分のプランを出しあい、なんとなくみんなの行きたいところややりたいことをまとめたら、なかなかのツアー企画にできました。みんなで足りない部分を補いあってツアーにする過程が楽しかったです」