スタッフコラム

うつ病やパニック障害・適応障害の克服に有効!芸術の秋に、感性と恊働作業で綴る「連詩」

うつ病やパニック障害・適応障害などで苦しまれている方にとっては、現在の自分の状態を理解したり、それを誰かに表現することが難しい場合があります。

メンタル不全の克服と社会復帰をサポートするリファイン就労支援センターでは様々なプログラムを行っていますが、今回は「連詩」に取り組みました。

自分で感じたことを、他者の言葉を受け入れながら一つの詩を綴る「連詩」は、個人の感性を集団の中で発揮できると同時に、集団の中に受容されたことを感じることができるプログラムです。この体験は社会の縮図でもあります。
また、楽しみながら共同作業を行うことで、社会や組織や集団の中の自分に自信を持つ体験にも繋がります。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「出来上がりの面白さもありますが、完成までのプロセスもワクワク感があって良かったです。久々に大笑いしました」

「連詩では、いろいろな価値感や発想を持った人が集まって、一行ずつ紡いでいき、最終的にまとまりのあるものが出来上がり楽しかったです」

「できあがった連詩は、想像を超えた展開になり、面白くて楽しめました。人により展開のさせ方に個性があり、普段とは違う面が見られて嬉しかったです。

「他者と協業して何かをつくる。リアルでもそうでありたい。それを忘れないようにしたいと思います」

「連詩は、とても楽しいワークでした。自分には思い浮かばない発想や言葉が沢山出てきて、それがつながって一つの詩になったり(ならなかったり)したのがとても楽しかったです」