スタッフコラム

食べることで心をコントロールする!うつ病を克服するための「食と心理」講座

リファイン就労支援センターでは、うつ病等メンタルヘルス不全の回復・改善と、社会復帰をサポートしています。

メンタルを強くするためには、どうすればよいのでしょうか。

具体的な方法の一つは、脳の力を高めることです。
今回は、臨床心理士 松島雅美先生の「食と心理」講座を通して、心(脳)に効く食事について考えました。

身の回りから不安や緊張を伴う出来事をなくすことは困難ですが、不安や緊張があっても脳が正しく働きさえすれば(指示を出すことができれば)、自分を「快」の状態にすることが容易になります。
 
脳が正しく働くためには、呼吸と「食事」という栄養が必要です。
例えば、ブドウ糖が足りなくなると、気分が落ちこんで、うつ病になりやすいと言われています。
どのような食事内容、摂り方をすれば、脳の力を高めることが出来るのでしょうか?

脳を若く保つには?
不安や怖れ、痛みをやわらげるには?
気分を明るくするには?
意欲が出る脳にするには?
安定した心の状態を作るには?
モチベーションを保つには?

講座では具体的に栄養素、食材や料理を学び、自分の食生活にどのように取り入れていくかを考えました。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「発病後、外食や偏食の食生活を改めてかなり改善したつもりでしたが、欠けているものに気が付きました。平日だけでなく休日にとる工夫もしたいと思います」

「必要な栄養素について家族とも話し合いたいと思います。今は資格取得のための勉強をしているので集中力や記憶力を高める栄養素を積極的にとりたいです」

「日頃は何となく食べていた食事について、“必要な栄養素”を“摂取する”という見方があることに気づきました」