スタッフコラム

うつ病等のメンタル不全の克服と社会復帰のために「世界の識者から学ぶ」

リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害等からの回復に有効な「認知行動療法」をベースにしたプログラムを行っています。

自分の認知を広げたり、病状の回復・改善と社会復帰に役立つ行動喚起を図るために、様々な分野の識者の主張や価値観に触れることは有効です。

今回は世界規模で講演会を行っている非営利団体「TED(Technology Entertainment Design)」の映像コンテンツを視聴し、気づきや感想を話し合うグループワークを行いました。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「好奇心、探究心、集中した熟考が想像力を育てる。振り返るとメンタルダウンしていた頃は、これらをいつの間にか遠ざけてしまっていたことに気が付きました」

「改めて自分にとって実現したいことやその期限、そのためにすることを整理しておきたいと思いました」

「マニュアルや形式に拘らず、どうやって相手の好奇心をひき出すか、好奇心に応えるかが大切であるという点にとても共感できました」

「部下への指導や上司への報告でも、相手の興味や好奇心を意識して、皆が自ら学ぶ、考える形の職場は進歩があって働きやすいと思いました」

「リファインで自分のことをもっと知りたい、仲間のことをもっと知りたいという想いが徐々に強くなってきて、コミュニケーションも自らすすんでとるようになってきました。自分にとってよい傾向だと思います」

「疑問こそが本当の学び、好奇心をどう育てるかというメッセージを忘れずに、好奇心をもって学びながら生きられたらよいなと思いました」