うつ病やパニック障害・適応障害の予防と再発防止に有効な「質問の技」
うつ病やパニック障害・適応障害からの回復・改善と、就職・再就職・復職等の社会復帰をサポートするリファイン就労支援センターでは、「自己理解」「他者理解」「相互理解」のために、コミュニケーション・スキルを磨くプログラムを継続的に行っています。
今回のテーマは、相手のことを理解したり関係性を深めるためのコミュニケーション「質問の技」。
5W1Hを意識して必要な情報を漏れなくやり取りすること
オープン・クエスチョン(拡大質問)とクローズド・クエスチョン(特定質問)を効果的に使い分けること
相手が話したくなる問いかけをすること
聴くこと(傾聴)とセットにすること等・・・
実践的なスキルやスタンスについて体感的に学びました。
利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。
「インタビューする側として相手の街をイメージするのにわくわくしたし、インタビューされる側としても自分の街を臨場感をもってイメージすることができました」
「いい質問を受けるとワクワクして答えたくなることがわかりました」
「細かい質問ばかりではなく、(好きな場所など)オープン・クエスチョンを活用して、相手が答えて楽しくなるような質問をしていきたいと思いました」
「地図を作ることに意識が多くいってしまい、良い質問を投げかける余裕がありませんでした。情報を引き出すには相手の事を考え、雰囲気をよくしていくことが大切だと感じました」
「質問して地図を描くだけのことでも、描く側の価値観が大きく反映されると思いました」
「正解を持っているのは話し手なので、話し手のペースで進めるのがベストだと思いました(聴き手の基準で上手くハマれば楽ですが・・・)」