スタッフコラム

うつ病等メンタルヘルス不全の克服と社会復帰に必要な「合意形成(コンセンサス)」

合意形成(ごういけいせい)とは、ステークホルダー(多様な利害関係者)の意見の一致を図ること。 特に議論などを通じて関係者の根底にある多様な価値を顕在化させ、相互の意見の一致を図る過程のことをいう。コンセンサスともいう。〜wikipediaより

うつ病やパニック障害・適応障害等のメンタル不全からの回復・改善と、就職・再就職等の社会復帰をサポートするリファイン就労支援センターでは、再発の防止だけではなく、以前よりも活躍して頂くことを願ってプログラムを行っています。

今回取り組んだのは「コンセンサスゲーム」
自分が思うこととは異なる「意見」を尊重したり、自分が得意ではない「役割」を担うことが必要な時もあります。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「決まるけど誰も納得がいっていない状態・・・になってしまうことを回避するためには、互いの答えの背景や結論に至った経緯を共有する必要があることが分かりました」

「以前と異なり(棘のある口調ではなく)反対意見の方に、納得して意見を変えて頂くことができました」

「結論が全く見通せないような議論では、停滞した状況を打破するために、別の視点で考える、投げかけ等が必要なのだと思います。そのような力を発揮できるように取り組みたいと思います」

「リーダーだけのやる気では合意形成は成立しません。合意形成には十分なメンバーのやる気や、時間の余裕が必要だなと痛感しました」

「単に質問をするだけでは本質は捉えられないと思いました。事前のすり合わせ、会話のキャッチボール、相手の言葉を傾聴する習慣を大切にしていきたいと思います」