うつ病等のメンタルヘルス不全の克服〜社会復帰後にも有効な「アサーション」
うつ病やパニック障害等のメンタルヘルス不全で苦しまれた後に回復・改善された方のお話を伺うと、社会復帰に役立つスキルとして、定番の「リフレーミング」に加え「アサーション（コミュニケーション）」を挙げられる方が多くいらっしゃいます。
より良い人間関係を構築し、仕事をスムーズに進めるためには、当然のことながらコミュニケーション・スキルが欠かせません。
リファイン就労支援センターでは、自分のことも、相手のことも大切にする「アサーション」のプログラムを定期的に行っています。
今回はロールプレイングも取り入れながら「断る」「頼む」技術について体感的に学びました。
利用者の皆さまの感想（一部）をご紹介します。
「ロープレで苦手なシーンをトレーニングできました。相手との温度差を出来るだけ少なくして、共通認識を持つことでアサーティブなコミュニケーションがとれるのではないかと思いました」
「今回のワークでは、グループの方に私のストレスサインを見つけて頂きました。大きな収穫でした」
「ロールプレイングでは緊張しましたが、頭が真っ白にならずに話せるようになった気がします。自分の意見と明確な事実を用意しておくことが大切だと思いました」
「役割を演じることは、その人の気持ちを理解することに繋がると言われて、気付きになりました」
「自分の苦手なタイプを演じたり、相手の方に演じてもらったりすることで、自分がその人の何が苦手なのか、その理由は何なのか、分かってきたように思います」
「自分のキャパシティを理解して判断するクセを身につけなければならないと思います。また良いフレーズをどんどん溜めたいと思います」
