スタッフコラム

うつ病・パニック障害・適応障害からの社会復帰に「ルーティン」を身につける

リファイン就労支援センターでは様々なプログラムを通して、うつ病・パニック障害・適応障害等のメンタル不全からの回復と社会復帰をサポートしています。

本日は自分が何気なく行っている「ルーティン」について考え、行動化するプログラムを行いました。
「ルーティン」とは、辞書で見ると「決められた一連の動き、決められた一連の動作」という意味になります。トップアスリートが、この一点に集中して望み通りの結果を出すために「ルーティン」を大切に丁寧に扱い実行しているのは有名な話です。又ビジネスマンの場合にも仕事を始める前に行う身の周りの整理整頓やPCを立ち上げてまずはメール確認をすること等「ルーティン」を大切に丁寧に行っている方も多いかと思います。

今回のプログラムでは、ご利用者様の日常生活にも目を向け、「ルーティン」の定義を出来事や状況によらず自分にとって居心地良く、そして自分自身で作り出し、今現在に集中して不安や迷い緊張が入り込む余地をなくす為の行動と置きました。
ご利用者様毎に過去・現在、自分の気分をポジティブにさせた「ルーティン」とネガティブにさせた「ルーティン」を洗い出して頂き、未来の自分の幸せの為に、➀繰り返し出来る事 ➁無理なくできる事 ➂一人でも出来ることの3点をポイントに実行できる「ルーティン」を書き出しグループでシェアを行いました。

利用者の皆さんの感想(一部)をご紹介します。

「就寝前に今日の楽しかったことを日記につける、朝ストレッチを行うこと、自分で出来ることを取り入れていこうと思います」

「普段意識していない、自分のルーティンについて確認することが出来た、シンプルなことを大事にして自分の気持ちを高めて行きたいと前向きな気分になりました」

「自分のストレスサイン(変化)に気づく為にもルーティンを意識していきたいと思いました」

リファイン就労支援センターは、うつ病やパニック障害などメンタルヘルス不全で苦しんでいるビジネスマン・サラリーマンの方の社会復帰、そして以前よりも生き生きと幸せな人生を構築するお手伝いをさせて頂きます。