スタッフコラム

うつ病・適応障害等メンタルヘルス不全からの回復、社会復帰に「聴く力」を身につける

うつ病や適応障害等メンタル不全の克服をサポートするリファイン就労支援センターでは、ビジネスマン、サラリーマンの方の再就職・復職等の社会復帰だけではなく、その後の人生をより豊かにするために必要なことを利用者の皆さまと一緒に考え、実現する為に必要なプログラムを日々行っております。

本日は「聴く」ことテーマにコミュニケーションワークを行いました。「聞く」と「聴く」の意味の違いは、「聞く」=自然に耳に入る音を感じること、「聴く」=傾聴すること、真剣に話を聞き取ろうとすること、意識するかしないかの違いと言えます。様々な職業分野の方を調査した結果、目覚めているときの約70%が何らかのコミュニケーションに費やされているそうです。その内訳は、・書く事9% ・読む事16%・話す事30%・聞く事45%で、一日の約半分を聞くことに費やしているという結果でした。これからビジネスシーンに復帰されるご利用者様にとって、「聞く」を意識して「聴く」に変化させ、相手をより深く理解し、より良い人間関係を構築していくことは、ご利用者様にとって不可欠の力であると、リファイン就労支援センターでは考えております

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「本日のワークは二つの重要なことを再確認できました。一つめは、相手が心地よく話せるようにする ポイントは目線やあいづち 二つめは、相手の話を偏りなく正しく捉えること ポイントは最後まで聴く キーワードの再確認でした。リファインのワークを通じて実践していきたいと思います」

「メンタル不全だった時は、相手の話を聴くことがすごく億劫になっていました。今後、ストレスサインとして自覚していきます」

「今までは、あいづちをむやみやたらにしていた気がします。あいづちの頻度や必要性を考えて表現力もリファインのワークで磨いて行きたいと思います」