スタッフコラム

うつ病等のメンタルヘルス不全からの回復と社会復帰に整理する「ポータブルスキル」

リファイン就労支援センターでは、自己理解・他者理解を深めながら社会復帰に必要なコミニュケーション力を高め、うつ病や、適応障害等メンタルヘルス不全から回復して社会復帰を目指すプログラムを日々行っております。
本日は自己理解ワークの一環としてご利用者様毎の「ポータブルスキル」を整理するワークを行いました。

「ポータブルスキル」は「トランスファラブルスキル」とも呼ばれ、「持ち運び可能なスキル」という意味で、業種・職種を問わず、どんな仕事や職場でも活用できる汎用性の高いスキルのことです。ポータブルスキルは2種類に分かれ、ひとつは語学や簿記やIT言語のように専門的知識を求められるテクニカルスキル、もうひとつはコミニュケーション力や判断力、リーダーシップなど可視化できないヒューマンスキルを指します。メンタルヘルス不全を克服して、社会復帰を目指す方にとって、上記2つの「ポータブルスキル」を客観的に見つめ整理を行うことは、これからの人生の可能性を拡げ、以前よりも生き生きと幸せな人生に繋がることであるとリファイン就労支援センターでは考えております。

利用者の皆さんの感想(一部)をご紹介します。

「個人ワークからグループワークの流れで、他業種・他職種の方からのアドバイスを頂き自分では気がつかなかった、ポータブルスキルが発見でき自己理解が深まりました」

「自分ではコミュニケーション力に大きな課題があると考えていましたが、過去行っていた業務を洗い出したところ、顧客に対して真摯に対応していた自分を想い出し、苦手感を払拭すれば今後の業務に活かせる可能性があることに気づきました」