スタッフコラム

うつ病・適応障害等メンタルヘルス不全からの社会復帰に実践する「伝える力」

リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害などメンタルヘルス不全で苦しんでいるビジネスマン・サラリーマンの方の社会復帰の為に自己理解、他者理解を深めるプログラムを日々行い、そして以前よりも生き生きと幸せな人生を構築するお手伝いを目指しています。

あなたは、「伝える」ことに自信はありますか?それとも苦手感がありますか?

本日のプログラムはコミュニケーションワークの一環として「伝える」ことについて、ご利用者様と深掘りを行いました。

コミュニケーション能力とは様々な解釈がありますが、相手との双方向において、1.環境や目的に応じて、2.言葉や、3.顔の表情・身振り手振りを使い分ける力と言えます。メンタルヘルス不全になる一つの要因として、「言いたいことを言えない」自分の感じたことや考えていることを他人に伝えるのが苦手な方は、1人でストレスを抱え込んでしまい、感情や悩みを吐き出すことができず、1人悩みを抱え込んでしまうことも多いと言われます。

本日のプログラムの流れはご利用者様毎に「伝え方」について20項目の自己チェックを行い、実践として、グループワークで仮想の朝会で、時事トピックスをメンバーに「伝える」ロールプレイングを行いました。緊張されたご利用者様も多かったかと思いましたが、自己チェックと実践のロールプレイングを通じて、自分の「伝え方」のクセや、感情の変化を感じることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。