スタッフコラム

うつ病・適応障害等メンタルヘルス不全からの社会復帰に「やりたい」を整理する

リファイン就労支援センターでは、自己理解・他者理解を深めながら社会復帰に必要なコミニュケーション力を高め、うつ病やパニック障害・適応障害等メンタルヘルス不全から回復して社会復帰を目指すプログラムを行っております。

あなたは、自分の「好き・やりたい・実現したい」ことをどれだけ理解・整理出来ていますか?

本日は自己理解ワークの一環として、自分の「好き・やりたい・実現したい」ことを整理して自己理解を深めるワークを行いました。

整理するポイントとして、➀ 実現したい自分の価値観 ➁ 興味ある分野 ➂ 好きな行動場面 をイメージしてもらい、未来に向かって「やりたい」willを、実現可能かどうかは一旦置いておいて、9つの項目について自由に書き出していきました。9つの項目とは、➀ お金に関すること ➁ 所有する物に関すること ➂ 知識やスキルに関すること ➃ 体験に関すること ➄ 仕事に関すること ➅ 健康や身体に関すること ➆ 人間関係に関する事 ➇ 家族に関すること ➈ 人柄や個性に関すること になります。

個人ワークとして、ゆったりとした音楽の中で時間をかけて、未来のwillをご利用者様毎に書き出していきました。
進み方、やりたいことの数は人それぞれでしたが、皆、自分の気持ちに向かい合い、確かめながら真剣に記入を進めていらっしゃる姿が印象的でした。午後のワークでは、グループで各自の「好き・やりたい・実現したい」を各項目ごとにシェアを行い、そこにある背景や体験、気持ちを質問して他者理解を深め、再度、自分に向かい合い、確かめてみるワークとなりました。1日をかけて行ったワークでしたが、ご利用者様の発言、傾聴が非常に活発で集中力の途切れない有意義なプログラムを実施することが出来ました。