スタッフコラム

「こころとからだを元気にする!セルフコンディショニング」特別講座で、うつ病・適応障害等メンタルヘルス不全からの回復、社会復帰を!

うつ病や適応障害等メンタル不全の克服をサポートするリファイン就労支援センターでは、ビジネスマン、サラリーマンの方の再就職・復職等の社会復帰だけではなく、その後の人生をより豊かにするために必要なことを利用者の皆さまと一緒に考え、実現する為に必要なプログラムを日々行っております。

今回はメンタルヘルス不全のコンサルティング事業を手掛ける株式会社エイトオールの大沢社長を外部講師としてお招きし、メンタル不全に至るメカニズム(各種要因や働き方等)と、対処方法について学びました。

現在、労働者のメンタルヘルスの問題が深刻化している状況が、新聞・テレビなどの媒体を通じて報道されています。
厚生労働省が5年に1度発表している「労働者健康状況調査」の最新(平成24年)では、現在の仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は 60.9%[19 年調査 58.0%]となっており、また、強い不安、悩み、ストレスを感じる事柄の内容(3つ以内の複数回答)をみると、「職場の人間関係の問題」(41.3%[同 38.4%])が最も多く、次いで「仕事の質の問題」(33.1%[同 34.8%])、「仕事の量の問題」(30.3%[同 30.6%])となっており、人間関係の問題が大きな割合を占めています。

講演の内容の一部をご紹介します。
「ストレスコーピング」という言葉をご存じでしょうか?

残念ながらストレスがまったく無い生活はあり得ません。ストレスが蓄積されると、日常生活の色々な場面で反応が生じます。そのため、仕事上のストレスが、仕事以外のプライベートな場面にも悪影響を及ぼすことになります。一方で、プライベートな生活でのストレスが仕事に悪影響を及ぼすこともあり、「ストレスコーピング」とは、ストレス発生の根源である刺激(ストレッサー)を明確にして、除去や軽減を図るやり方です。今回の講演では、➀相手に相談すること、働きかけること ストレッサー ストレスの元となる人や環境そのものに働きかけ、それ自体を変化させて解決を図ろうとする方法 ➁ストレスサインを把握し自力で対処する ストレッサーに働きかけるのではなく、それに対する考え方や感じ方を変えようとする方法、のお話を頂き、各ご利用者様の真剣な表情が印象的な講演になりました。