スタッフコラム

「エゴグラム」で自己理解を深めて、うつ病・適応障害等のメンタルヘルス不全からの回復と社会復帰に備える!

リファイン就労支援センターでは、自己理解・他者理解を深めながら社会復帰の為に必要なコミニュケーション力を高め、うつ病やパニック障害・適応障害等メンタルヘルス不全から回復して社会復帰を目指すプログラムを行っております。

本日は自己理解ワークの一環として「エゴグラム」という性格診断テストをご利用者の皆さまに受けて頂きました。

「エゴグラム」とは、心理学者エリック・バーン博士が創始した「交流分析」という人間関係の心理学理論に基づいて作られた性格診断テストになります。
エゴグラム性格診断テストでは、人の性格を5つの心の領域(CP・NP・A・FC・AC)に分けて分析し、そのエネルギーの配分をグラフ化することで、その人の性格の偏りを捉えます。5つの心の領域とは、
CP(支配性)
厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らない。責任を持って行動し、他人に批判的である。
NP(寛容性)
優しい心。愛情深く、他人を思いやって行動する。世話好きで保護的で親切である。
A(論理性)
論理的な心。現実を重視しており、計算力が高く、頭脳明晰で合理的である。
FC(奔放性)
自由奔放な心。明るく好奇心旺盛でユーモアがある。自己中心的である。
AC(順応性)
協調性的な心。他人からの評価を気にし、言いたいことを言わずに我慢してしまう。遠慮がちである。

本日のワークでは、「エゴグラム」の結果を基に、ご利用者様毎に自分の特徴について自己分析して頂き、グループワークでのシェアで、自己開示を行い、お互いを認め合い、他者との違いの驚きや気づきを得て、自己理解を深めました。
そして、自分がよりよい状態(快の状態)と社会復帰に向けて、上げていきたい 5つの心の領域のポイントを絞って頂き、具体的行動計画を立ててみました。

リファイン就労支援センターでは、理論だけでなく、行動化していくプログラムでご利用者様の社会復帰のお手伝いを続けてまいります。