スタッフコラム

〜今、行動するには ~ 未来に向けて!〜うつ病などメンタルヘルス不全の回復と社会復帰のためのダイアログ

リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害などメンタルヘルス不全で苦しんでいるビジネスマン・サラリーマンの方の社会復帰の為に自己理解、他者理解を深め、コミュニケーションスキル向上の実践的プログラムを日々行い、そして以前よりも生き生きと幸せな人生を構築するお手伝いを目指しています。

あなたは、達成感や楽しみを感じられる「行動」を意識して行っていますか?

うつ病や適応障害などメンタルヘルス不全のときは、活動性が落ちています。メンタルヘルス不全の症状で、あまりにも意欲が落ちているときには休養することも重要ですが、少し元気が出てきたときには、少しずつ達成感や楽しみを感じられる行動を増やしながら、行動範囲を広げていく(リハビリをするように、以前の生活に戻していく)ことが重要です。

今回のプログラムは、「今、行動するには!」~過去ではなく現在そして未来へ~をテーマにしてダイアログ=対話を行いました。
メンタルヘルス不全になると、つい過去のことに拘り、原因探しで頭がぐるぐる思考に陥ってしまうことが多くあります。
今回のダイアログ=対話は、「自分の行動を妨げているもの」「行動への動機づけとなるもの」「これまでとは何か違う行動策」「うまくいっているルーティン化されている行動」等を個人ワークでシートに書き出して頂き、その後、グループワークでダイアログを行いました。

ご利用者様毎に回復度合いが違い、まだ行動への動機づけが出来ていない方、既に行動策が具体化され実行されている方、人それぞれでしたが、リラックスした雰囲気のなか、お互いの意見を尊重し認め合い対話することで、未来へのワクワクしたイメージを想像できた活発なダイアログになりました。