スタッフコラム

“学び”を始める!~うつ病・適応障害等のメンタルヘルス不全からの回復の力に!

リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害等メンタルヘルス不全で苦しんでいる方の回復・改善と就職支援、職場復帰に向けて、認知行動療法をベースにした実践的プログラムで、これからの人生をより豊かにしていく為に「生き方のビジョンの再構築」のお手伝いをしております。

あなたは、今現在継続しているもしくは、これから始めたい「学び」はありますか?

今回のプログラムは「学び」について、過去と現状を振返るプログラムを行いました。
「学び」という言葉は、「学習」と同じ意味で用いられることもありますが、一方で「学び」という言葉は、「学習」よりも主体的でキャリア開発で言う、willの領域自分のやりたいこと、自己実現に近づけるプロセスと言えるかと思います。社会人になると継続的な「学び」の時間を確保することは難しくなる方も多いかと思いますが、経営学者のピーター・ドラッカーも、「知識労働者たる者は、仕事のなかに継続学習のプロセスを組み込んでおかなければならない」と著作の中で述べています。

本日のプログラムは、仕事上で「学んだ」「成長した」のはいつで、どんな内容だったか?その時の気持ちや、周囲の環境、どのような方法であったかを書き出して、過去、毎日の仕事の中で、どんな小さなことでも、「学び」、「成長」があったかを振り返って頂きました。
その後、グループワークでご利用者様毎に内容のシェア、自己開示、他者理解を行い、未来への自分の為に今後何を「学び」たいのか?、自分に合った「学び方」(モチベーション維持や環境確保の仕方、具体的手段)を行動レベルに落とし込みを行い、新たな年への宣言・準備になる貴重な時間を過ごすことが出来ました。