スタッフコラム

「声トレーニング」で気持ちを前に!うつ病や適応障害等のメンタルヘルス不全からの回復と社会復帰の準備に!

リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害・適応障害の回復・改善、そして再発なき社会復帰のために、認知行動の実践的なプログラムの他にも、毎日のラジオ体操、ヨガ、自立訓練法、呼吸法など、心身共に効果的なプログラムを継続的に行っています。

今回は、「声トレーニング」を行いました。
あいうえおの あ行からわ行まで、短文を活舌を意識しながら、ご利用者様全員で声を出していくシンプルなトレーニングですが、
誰かと会った時の最初の挨拶はもちろん、電話での(声での)応対が印象を左右することもあります。
又、声はもう1つの筋肉とも言われ、無心になり、声を出すことには次の3つの効果があると言われています。

『科学的効果』
・大きな声を出すことで、神経系における運動制御の抑制レベルをはずし、筋肉の限界値まで力を発揮させる効果、つまり声を出すことによって自分のパフォーマンスを最大限に近づける効果が期待できる
・声を出すことによって、一時的に呼吸が深くなり断続的な深呼吸をしているのと同じ状態になる、つまり心肺機能を高め、集中力、持続力が向上する

『精神的効果』
・やる気、意気込みを高める ・励まし効果(自分にも仲間にも)

『実質的効果』
・チームプレーにおける意思疎通(リズム・タイミング)
・危険防止(存在認知、接触の回避)

メンタルヘルス不全になると、人と話すことが億劫になり、ストレスが溜まっていく悪循環になりがちです。
心身ともに有意義なリファインプログラムをあなたも経験してみませんか?