スタッフコラム

「ストレスコーピング」 を持ってますか?うつ病・双極Ⅱ型・不安障害・適応障害等メンタルヘルス不調からの社会復帰の準備に!

リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害等メンタルヘルス不調で苦しんでいるビジネスパーソンの方に、回復・改善と就職支援、職場復帰に向けて、認知行動療法をベースにしたプログラムやビジネスシーンで役立つスキルを知る・解るから出来るようになる様、実践的プログラムを行い、これからの人生をより豊かにしていく為に「生き方のビジョンの再構築」のお手伝いをしております。

あなたは、「ストレスコーピング」という言葉を知っていますか?

「ストレスコーピング」とは米国の心理学者ラザルス博士が考案した心理学用語で、「ストレス対処(行動)法」と訳されるもので、問題焦点コーピング・情動焦点コーピング・ストレス解消型コーピングに分けられます。

問題焦点コーピングとは、ストレッサーそのものに働きかけて、それ自体を変化させて解決を図ろうとすること。
情動焦点コーピングたは、ストレッサーそのものに働きかけるのではなく、それに対する考え方や感じ方 認知を変えようとすること。
ストレス解消型コーピングとは、受けてしまったストレスを発散させること。
ストレッサーの種類によって、対処(行動)法を選択して、解決を目指していく必要があります。

今回のプログラムは1日をかけて、自分の「ストレスコーピング」について考えを深めました。
午前中は、ある状況における自分の認知と行動パターンについて傾向を掴み、午後は今身についている「ストレスコーピング」を書き出してグループワークでシェアを行いました。

「ストレスコーピング」は一種の技術と言え、主体的に身に着け高めていくことは十分可能なことと言われています。又、同じ状況に遭遇しても、人によってはストレスに感じたり感じなかったり、ストレスの感じ方はそれぞれで、ストレスの対処方法も人それぞれです。
ご利用者様毎に今持っているコーピング手法や種類は様々でしたが、グループワークを通じて参考になるコーピング手法を取りいれていこうと、皆さま真剣にワークに取り組まれている姿が印象的でした。