うつ病を克服して社会復帰する方に必須なスキルは聴くスキル!
コミュニケーションは聴くことが大事といわれます。
頭ではわかっていても、なかなか実践は難しいものです。
うつ病やパニック障害などで苦しんで回復・改善して社会復帰される方にとって
安心できる人間関係を構築して、自分の居場所づくりのためにもコミュニケーションスキルが重要です。
そこで今日は、あいづち、うなずきなどの聞き方がどれくらいの影響があるかを実際にご利用者様に体験してもらいました。
「自分の好きなもの」「最近よかったこと」「子供の頃の遊び」など、をテーマに話してもらいます。。
1分間、相手の話をうなずきもあいづちもせずに聞いたときに、
話す側がどんな感覚になるかを体験してもらいました。
話している側は、
相手が話を全く聞いてくれる感覚がない、
自分が話していても盛り上がらない、
話す気がなくなる。などの感想がありました。
聞いている側も、
うなずきをしないと相手の話が自分に入ってこない、
相手の話に興味がわかない、
二人の間の空気が重くなってしまうなどの感想がありました。
頭ではわかっていても、実際にワークで体験をすると、
どれだけ大事かを実感できるようでした。
聞き上手になると、相手が親しみを感じて、どんどん話してくれます。
話を聞くこと、そこから良い人間関係が生まれてくるのではないでしょうか。
これこそ、うつ病を克服して社会復帰する方には必要なことです。
良い人間関係が気分を楽にして、社会の中での自分の価値や存在感を感じて幸せになれるのではないでしょうか?
うつ病やパニック障害になると、つい表情も硬くなってしまいがちですが、
意識して相手の話を聞いているというメッセージを送ることが大事です。
人間関係の第一歩を、聴き方から始めてみてはいかがでしょうか。
リファイン就労支援センターでは多くの仲間たちとグループワークを通して聴くスキルアップの実践が出来ます。
ひとりでは、なかなかできないうつ病からの回復・改善を一緒にやっていきましょう。