スタッフコラム

欧米ではうつ病やパニック障害の治療の第一選択肢?「認知行動療法」

認知行動療法はイギリスやアメリカではうつ病やパニック障害、不安障害の治療ガイドラインで第一選択肢になっているといわれています。

薬物療法と効果は同等であり、効果の持続時間はそれ以上であることが承認されているともいわれています。。

多くの臨床研究によりうつ病やパニック障害、不安障害に対して効果が高いというエビデンスがあります。

リファイン就労支援センターではうつ病やパニック障害の回復・改善に非常に効果的である認知行動療法をベースとした

数々の心理カリキュラムを毎日行っています。

 認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする心理療法の一種で

 「健全な自尊心」や「自分に対する自信」を持つ事で、

 心身の健康を維持できるようになるものです。

 うつ病やパニック障害などになると、否定的な認知をしがちです。

 本日は、低い自己評価の持続はストレス状態の中で更に不安が生まれ易いので、

 肯定的に自分を見つけてみるというプログラムを行いました。

  まず、長所リストを10個出し、その後グループワークで発表しあい、

 最後にポジティブイット(相手の良いところを伝え合う)という流れです。

 自分の良いところを言うのは恥ずかしい。

 でも人から認められるのはうれしい。

 なかなか自分の長所を10個も出すことはなかった。

 周りの人の長所を聞けて興味を持った。

 などなど、素直にうれしい、自身になったという感想があがりました。

 自分の長所を自覚し、人間としての価値を見出すことは、

 うつ病やパニック障害で苦しんでいる方の回復につながります。