スタッフコラム

ストレス耐性を向上させて、うつ病やパニック障害・適応障害を克服する!

うつ病やパニック障害・適応障害に苦しんでいる方は、自身のストレス耐性を向上させてたいと思っている人が多いと思います。

ストレス耐性を向上されると、うつ病やパニック障害・適応障害になりにくく、また、病気を発症した人の

回復や改善にも必要不可欠です。

さらに、60%といわれるうつ病再発防止にも、とても有効です。

そこで今日は、ストレス耐性について勉強しました。

心にも体にも変調をきたす<ストレス>とどう向き合い、対処していくことが出来るかを知り、

うつ病を治すだけでははく、再発しない自分になりましょう。

 

ストレス耐性には6つの要素があります。

 

①感知能力

これは、ストレッサーに気付く力です。

早めに気づくことで、対処がしやすくなります。

 

②回避能力

ストレスを受けている状況に気付いていても、行動せずどっぷりと浸かっていては仕方ありません。

その状況から距離を置くことが大切です。

 

③根本の処理能力

ストレス状態を起こす根本のストレッサーや状況に働きかけることにより、そのものをなくしたり、弱めることが出来る力です。

視覚機能のトレーニングなどがとても効果的です。

 

④転換能力

そのことが起こっている意味を良い方向に捉え直す力です。

リフレーミングで力をつけられます。

 

⑤経験

同じようなストレス体験をすることで、同じ体験に出会った時に対処できる力がつきます。

⑥容量

ストレスをどれ位溜められるかということです。

受けたストレス状態の程度が、ストレス容量の許容範囲内であればストレスをストレスとは感じません。

ですから、容量が小さいと、わずかなストレッサーにも耐えられず、精神的に辛 くなったり健康に問題が発生してしまいます。

以上の要素の中で、自分の弱いところを知り強化していくことで、ストレスに対抗する抵抗力=ストレス耐性が身に付きます。

うつ病やパニック障害・適応障害を克服して、社会復帰するにはストレス耐性を向上させて、上手にストレスと向き合えるといいですね。