スタッフコラム

「自立訓練法」をマスターして、うつ病からの就職・復職を実現!

うつ病・パニック障害・適応障害の方などを発症されて、

苦しまれた方はご経験があると思いますが、

ストレス状態がひどくなると、食欲不振、不眠、頭痛、動悸、腹痛など、

さまさまな症状が出るものです。

これらの症状は自律神経の働きが悪くなったために起こります。

自律神経とは、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、

24時間働き続けている神経です。

体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、

安静時や夜に活発になる副交感神経があります。

その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。

不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、

体の器官にさまざまな不調が現われます。

その自律神経の乱れを整えるのが、リラクゼーションのひとつである、

自律訓練法です。

自律訓練法は、一種の自己暗示をかけて心身の緊張を解きほぐす方法で、

自律神経の働きのバランスを回復させ、体調を整えることに役立ちます。

まずは呼吸を整えます。新鮮な空気をいっぱい吸って、

悪いものを吐き出す気持ちで、大きく深呼吸をします。

そして気持ちが落ち着くようなリラックスできそうな景色を思い浮かべ、

ただ、からだに意識をむけ、自分の身体を感じます。

肩や腕の余分な緊張が抜けて、からだの微妙な感覚を意識できるくらいリラックスすると、

自然と手足の重さや暖かさを感じるようになります。

個人差はありますので、必ずしもすぐにそういった感覚を感じられることもあれば、

感じにくい場合もありますが、身体をリラックスさせて呼吸をゆっくり行うだけで効果があります。

毎日の朝の呼吸法でも、身体をリラックスすることを意識して、

自律神経を整えられるように毎日行っています。

自立訓練法をマスターして、うつ病やパニック障害・適応障害を

克服して再就職・転職・就職あるいは復職をしましょう!!