うつ病やパニック障害・適応障害からの復職・再就職の為に!(憧れる人、尊敬する人を考えてみる!)
リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害・適応障害の回復・改善に効果が高いといわれる、
認知行動療法をベースにしたいろいろなカリキュラムを行っております。
病気になりやすい偏った考え方(認知)を広げるグループワークの一つ、ダイアログというものがあります。
皆さんは、憧れる人と聞かれると、どんな人を思い浮かべますか?
ダイアログで憧れる人のどんなところに憧れるかを話しました。
自分が尊敬する人、憧れる人を思い浮かべて、
自分はその人のどんなところに憧れるのかを、
個人で書き出して、その後にグループで発表しあいます。
坂本竜馬の信念をもち、行動力があるところに憧れます。
母のやさしさを尊敬しています。
先輩の○○さんの、やると決めたらそれをやり遂げる実行力に憧れます。
友達の○○さんは、人の話を最後まで聞き、本当に親身になって受けれる姿勢を尊敬しています。
などなど、自分がどんなところを尊敬しているかを話し合いました。
人によって、身近な人を憧れの人としてあげる人もいれば、
歴史上の人物をあげる人もいれば、
アニメや映画の俳優さんをあげる人もいらっしゃいました。
憧れの部分を認識すると、
自分がどうなりたいのか、どうありたいのかが見えてきます。
どんなところを尊敬しているのか、なにを今の自分は欲しているのか、
そういったものを発見する機会になったようです。
さらに、身近な人の良いところをできるだけ探すようにすることで、
身近な人を尊敬できるようになるということを知り、
悪い部分ではなく、いい部分を意識してみようと思う、と言う感想もありました。
ついつい、人の悪い部分や、出来ないところが自然と目に付いてしまいがちですが、
意識して相手のいいところを探すようにすること、
それが、周りのひとといい関係性を作っていくコツかもしれません。
うつ病やパニック障害・適応障害から再就職や就職あるいは復職を目指す中で、
関わる人のいい部分をみていくことはとっても大事なことですね。