スタッフコラム

「より良い人間関係の構築」のスキルを身に付けて、うつ病・パニック障害・適応障害から再就職・転職・復職!

うつ病・パニック障害・適応障害を乗り越えて再就職・転職や復職を

目指す方にとって、職場の円滑な人間関係を構築することは、

とても大切なことです。

職場でのストレスの一番は「人間関係」と厚生労働省の調査結果でも

出ています。

自らが気付いているかどうか、或は得意か否かは別として、

より良い「人間関係」を構築することは、仕事をしていく上でも

とても大切なことです。

リファイン就労支援センターでは、「アサーション」という

相手を思いやり、且つきちんと自分の意見を伝える事が出来るようになる

コミュニケーションスキルを一緒に学びます。

 

例えば、職場に「うるさい」と感じる相手がいたとき

「うるさいなぁ」と感じていても、我慢して何も言わずストレスを

ため込んでしまうことがあります。

これを非主張的自己主張といいます。

また、自分のことだけ考えて、他者を踏みにじるように

「うるさい」とだけ伝えるのを攻撃的な自己主張といいます。

どちらの主張をしても良好な信頼関係は成立しません。

 

自分の気持ち、考えを正確にとらえアサーティブに返すことが

出来るようになることが大切です。

そのためには一人称の「私」、二人称の「あなた」と

置き換えて整理してみると分かりやすいものです。

 

自分の気持ちを

一人称だと、私は今、あなたをうるさいと感じています、と表しますし

二人称だと、あなたは今、うるさいとなります

このように捉えられれば、非主張的でも攻撃的でもなく、アサーティブに

「私は今、仕事に集中したいので少し静かにしてもらえると助かります。」

と言うことが出来れば、相手も素直に話を聞いてくれるし、

静かにして欲しいという自分の要求も伝わります。

 

自分も相手も大切にする、そんなコミュニケーションが取れるようになると

お互いのストレスも軽減して、心地よい円滑な人間関係が生まれます。

 

うつ病・パニック障害・適応障害を乗り越えて再就職・転職や復職した後に

職場で円滑な人間関係構築することが、再発防止につながるのはもちろんのこと

長くその職場で心地よく働き続ける大切な要素です。