スタッフコラム

自己理解を深めて、うつ病・パニック障害・適応障害から復職・再就職・転職!

ジョハリの窓とは、自分をどのように開示するかという、

自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために

提案されたモデルだということは皆様も良くご存じだと思います。

 

自分が知っていて、他人も知っている「解放の窓」を大きくすると

安心感や、居心地の良さを感じられ、リラックスできる環境が生まれます。

自己理解を深めることは、

うつ病・パニック障害・適応障害を乗り越えて再就職・転職や復職を目指す方にとって、

社会復帰したのちの、再発防止にとても役立ちます。

リファイン就労支援センターでは、

他人に自分を知ってもらうために「自分はどんなひとか?」

を発表してもらい、それを聞いた周りの人が感想述べる、

といったグループワークに取り組みました。

自分の長所や好きなこと、得意なことを伝える以上に、

短所や苦手なことを他人に伝えることは勇気のいる事ですが、

思い切って自己開示を広げると、

それを聞いた周りの人からのフィードバックも大きくなります。

自分の事を肯定してくれたり、

褒めてくれると今まで以上に嬉しい気持ちになってきます。

また、自分が評価していた自分と、

他人の評価が違っている、といった発見ができる事もあります。

例えば、「自分はコミュニケーションをとるのが下手」と思って自己開示したところ

周りから「いつも笑顔で明るい」と言われることがあります。

自分では「下手」と思っていたのに、周りの人から「上手」と思われていたケースです。

「下手」と思っていたのは、

「自分の勝手な思い込み」だと気づくことができれば、自分に自信が持ててきます。

自己開示し、自己理解を深めることで、自分を大切にすることが出来るし、

自分に余裕が出来たり、ストレス耐性があがります。

周りの人に自己開示することで、自己理解を深め、

うつ病・パニック障害・適応障害から再就職・転職や復職した時の

再発防止に役立ててほしいです。