スタッフコラム

「リフレーミング」プログラムで、復職や就職に繋がる思考や行動へ。

うつ病やパニック障害・適応障害からの回復・改善と

復職や就職をサポートするリファイン就労支援センターのプログラムでは、

認知行動療法に基づいたプログラム、トレーニングを行っています。

 

人には、過去の知識や経験に影響される

思考や行動のクセのようなものがあります。

 

今日のテーマは「リフレーミング」。

自分の思考や行動のクセに留まらずに、別の枠組み(フレーム)で

ものごとを捉えるトレーニングを、グループワークで行いました。

 

まずは、

一見ネガティブに捉えがちな言葉や状況をリフレーミングしていきます。

 

「けじめがない」→26の枠組みにリフレーミング!

例えば

・柔軟性がある

・自由奔放

・固定観念に囚われない

・自分軸がある

・大らか・・・等など

 

「物怖じする」→24の枠組みにリフレーミング!

例えば

・慎重、よく考える

・危機管理能力がある

・思慮深い

・丁寧

・気遣いができる・・・等など

同様に、ついついネガティブに陥ってしまいそうな状況についても

リフレーミングしてきます。

 

「電車が遅れて会議に遅刻。入室時に誰も振り向かなかった」

→21の枠組みにリフレーミング!

例えば

・皆、会議に集中していたのかもしれない。

・遅れは取り戻せばいい!

・会議を中断せずにすんで良かった。

・他の人の時には、自分は笑顔で接してあげよう。(気づけてよかった)

・メンタルを鍛える良い機会だ(笑)!・・・等など

続いて、ゲーム形式で楽しくリフレーミングを磨きます。!

・社長役とメンバー役に分かれて

・メンバー役の方から、社長役の方に対して、トラブルを報告。

・社長役の方は、どんなトラブルに対しても「それはちょうどいい!」と、

ヒトコト答え、トラブルへの対処をフィードバックします。

自分一人では、

自分の思考や行動の枠組みに、気づくことさえ難しいことがあります。

 

自らを顧みて、利用者様同士のグループワークも利用して

多様なリフレーミングを身につける。

 

そして、一つの出来事を幾つかの側面から捉えることができるようになると、

自分の思考や行動の変化へとつながって行きます。

 

よろしければご一緒に、

復職や就職に向けて、実践的なトレーニングをしてみませんか。