スタッフコラム

うつ病やパニック障害・適応障害から就職の必殺技!「リフレーミング」

うつ病やパニック障害・適応障害からの回復・改善と、就職・再就職・復職をサポートする
リファイン就労支援センターでは、「認知行動療法」に基づいたプログラムを様々な切り口で繰り返し、
身につけて、日常や仕事で実践できることを目指しています。

私たち、特にうつ病やパニック障害・適応障害などで苦しんでいる方は
物事に対して、ついネガティブなイメージを持ってしまう傾向があります。

リフレーミングとは、物事を様々なフレーム(枠組み、視点、考え方)で捉えることで、
自分の偏った認知(物の見方や捉え方)を広げ、可能性を見出すための手法の一つです。

今日は、リフレーミングのプログラムの中で、
もうすぐ卒業を予定している!利用者のお一方に体験談をお話して頂きました。

「病気に苦しんでいた頃は、ネガティブ思考に陥ると一つのことしか考えられませんでした」

「リファインでの(認知行動療法をベースにした)プログラムは目からウロコでした」

「当初は、プログラム内を、一日を乗り切るのが精一杯でしたが、繰り返すうちに
 徐々に考え方が身についてきて、日常でも使えるようになってきたと思います」

「物事を俯瞰してみることや、ほっと一息つけることなど、大切なのは、自分の日常や
 仕事上で使えることだと思います」

他の利用者の皆さんから、プログラム修了後に寄せられた感想をご紹介します。
(繰り返し本プログラムを受けられた方も、初めての方もいらっしゃいます)

・リフレーミングをすると、気分がすっきりすると感じました。

・本当に大切なことは、日常の些細な出来事に対して自分の感情の動きに気づくこと、
 正直に感情をみつめて建設的な見方を身につけていくこと、
 習慣化してその場その場で切り替え上手になることだと改めて感じました。

・自分だけで考えていると無理矢理感がありますが、皆で意見を出し合っていると、
 ネガティブなワードがポジティブなワードにみえてきます。

・その場で、一歩立ち止まって、リフレーミングすることができるように、実践したいと思います。

・状況に対して様々に想いをめぐらせても、結局自分の行動は一つだけです。
 ならば可能な限りプラスの思いのもと、行動したいと思います。

・他人より、自分がどう思うかが大事だということを感じました。

・事実ではなく、自分だけがぐるぐるしているという状況を認識することの大切さ、
 そして俯瞰して物事をみること、異なる方向から物事を見ることの重要さを改めて感じました。
 日常実践するために、絶えずトレーニングをしていこうと思います。

・プログラムへの取り組みを頑張ろう!信じて続けようと思いました。

何かを”知り”、”解り”、”出来る”ためには、それぞれに適した取り組みと時間が必要です。

これからも利用者の皆さんと一緒に「実践に役立つ」プログラムを重ねていきたいと強く思います。
みなさんも、ご一緒に取り組んでみませんか。