スタッフコラム

うつ病・適応障害からの回復と、就職・復職!実践に役立つ「認知・行動チェック」プログラム!

「ものがたり」を読み解きながら、自分の認知や行動を考えるプログラムを行いました。

 

まずは、登場人物それぞれの立場になって「行動」や「認知」を考えて

つぎに、自分は「ものがたり」をどう捉えて、どう生かすかを考えます。

 

『ハチドリのひとしずく』

 

森が燃えていました

森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました

 

でもクリキンディという名の

ハチドリだけは いったりきたり

口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは

火の上に落としていきます

 

動物たちがそれを見て

「そんなことをして いったい何になるんだ」

といって笑います

 

クリキンディはこう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」

 

(出典:「ハチドリのひとしずく」辻 信一監修)

 

一般的には善悪や、ヒーロー等・・・という解釈で終わってしまいがちですが、

リファインのプログラムの中では、一面的な捉え方だけではなく多面的にみて

現実的に自分の認知や行動に照らしながら、グループワークを行いました。

・ハチドリへの賞賛だけではなく

・自分の脳力や、自分にできることを見極めること

・逃げた動物たちの判断への評価

・自分の中にハチドリも動物も同時に存在すること

・葛藤があること等など

 

現実社会やビジネス上は、答えのないことに向き合うことの方が多いのではないでしょうか。

正しいか、間違っているかという基準ではなく、

自分らしく「判断」すること、「行動」することが大切なのだと気付かされました。

 

みなさんも、就職・復職を見据えた実践的なプログラムを通して

メンタル不全からの回復を一緒に目指してみませんか。