うつ病・パニック障害・適応障害などメンタルヘルス不全からの回復と社会復帰のための知恵「フェルトセンス」
フェルトセンスという言葉をご存知でしょうか。
未だ言葉になっていないけれども何かしら自分にとって意味のある感覚のことです。身体の知恵とも言われます。
うつ病・パニック障害・適応障害などのメンタル不全からの回復、就職や転職、その後の幸せな生活等々、それらを構築していくにあたり、まず大切なことは自己理解です。
リファイン就労支援センターでは、様々なアプローチで通して、自己発見や、自己探求を行っています。
今回は、静かに自分に向き合う時間をもち、身体にある感じにしっくりくる言葉や言い回しを探しました。
利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。
「何となくぼんやりと感じるものをこちらから取りに行くといった姿勢やトレーニングも必要なのだと感じました」
「身体は正直なので、アタマにばかり頼らずに“カラダに聴く”“身体を観る”という意識を持ちたいと思いました」
「自分の中でモヤモヤしている部分に対して“どうありたいか”“何がしたいか”等、色々な切り口に焦点をあてていくことで、見えてきたことを素直に受け入れる。それが大事だと思いました」
「普段、自分の気持ち、思考、行動、態度を客観的に考えることはないので、良いトレーニングだと思いました」
「特に自己理解への明確な入り口、アプローチ方法を体得したような気がします」
「フォーカシングにより、メンタル不全の芽を早期に摘むことは大変有用だと思います」
感覚はささやかなものなので、捉えることが難しい面もありますが、自分にとってとても大切なことでもあります。
継続的に取り組んでいきたいと思います。