スタッフコラム

ストレスを感じる「人間関係」〜うつ病・パニック障害・適応障害からの回復と社会復帰のために考える

厚生労働省が5年に1度行っている「労働者健康状況調査(※)」によると「仕事や職業生活でストレスを感じている」労働者の割合は約60%(2012年)。

ストレスの内容を具体的に見ると「人間関係」が約40%で最も多いそうです。

うつ病やパニック障害、適応障害などを発症される方も「人間関係」で悩まれているケースが非常に多いのではないでしょうか。

良い「人間関係」を構築することは、自分のメンタルヘルスのためにも、仕事を円滑に効果的に進めるためにも大切なことです。

リファイン就労支援センターでは、プログラムを通して「お互いの関係性を大切にした自他尊重のコミュニケーション」を学びます。

あなたは、自分が困っている時に誰かに助けを求めることができますか?

あなたは、自分が何か間違いをしてしまった時にそれを認めることができますか?

あなたは、誰かに不当な要求をされた時にそれを拒むことができますか?

あなたは、誰かに助けを求められた時に断ることができますか?

※参考:「労働者健康状況調査(2012年)」結果より抜粋
◎仕事や職業生活でストレスを感じている労働者の割合
50.6%(1982年)、55.0%(1987年)、57.3%(1992年)、62.8%(1997年)、61.5%(2002年)、58.0%(2007年)、60.9%(2012年)と推移。働く人の約6割がストレスを感じながら仕事をしています。

◎ストレスの内容
人間関係(41.3%)が最も多く、仕事の質(33.1%)、仕事の量(30.3%)と続きます。
男女別にみると、男性では人間関係(35.2%)、仕事の質(34.9%)、仕事の量(33.0%)、会社の将来性(29.1%)、昇進・昇給の問題(23.2%)、定年後の仕事・老後の問題(22.4%)と続き、女性では人間関係(48.6%)が約半数と最も多く、仕事の質(30.9%)、仕事の量(27.0%)と続きます。