スタッフコラム

自分も相手も大切にするメールの書き方〜うつ病などを克服&社会復帰後にも使える「アサーション」

リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害、適応障害等を克服して、就職や復職される方に向けて、コミュニケーションスキルを磨くプログラムを行っています。

ビジネスでもプライベートでも、人と関り合う中で、自分も相手も大切にしながら、意見や気持ちを率直に、その場にふさわしく表現できるようになると、過度なストレスを感じることなく、仕事もスムーズにすすめることができます。

今回は「アサーション(自分も相手も大切にする表現)」の技法を使いながら、特に「メールでのコミュニケーション」について掘り下げて考えました。

例えば、何かを依頼する。催促する。苦情を言う。抗議する。謝罪する。断る。等々・・・(メールは非常に便利なツールですが、表現上の限界もあるため上手く意思疎通ができないこともありますね)

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「相手の立場になって考えると、課題克服への対処方法が出てきます」

「苦情や抗議については、どうしても感情的になりやすいテーマなので、そういう時こそ感情に流されるという事実(傾向)に基づいてコミュニケーションをとることが大切であることを学びました」

「メールでは誤解が生じやすいということで、留意点を全員で話し合い、とても参考になりました。社会復帰後の職場でも役立てられると思います」

「以前の仕事では経験や感覚でメールのやり取りをしていたので、抑えるべきポイントを整理できて良かったです。会話よりも便利な半面、誤解を生みやすいツールなので気をつけたいと思います」

「自分の主張を伝えることは必要ですが、相手の逃げ場のない言い回しは避けようと思います」