スタッフコラム

うつ病等のメンタル不全を克服するために自分を知る「アセスメント(ストレス状況対処行動)」

ストレスを引き起こす一番の要因は何でしょうか?

臨床心理士の松島雅美先生の答えは・・・「わからないこと」
 
うつ病やパニック障害等メンタルヘルス不全の回復・改善と、就職等の社会復帰をサポートするリファイン就労支援センターでは、複数の心理テストを活用したアセスメントを行っています。
 
その内の一つが「ストレス状況対処行動尺度」(CISS:Coping Inventory for Stressful Situations)

同じ出来事に出会っても、ストレスを強く感じる人もいれば、全く感じない(平気な)人もいるように、ストレスの感じ方や対処行動は一人一人異なります。

大切なことは、自分について理解した上で心身の健康に役立てることです。
 
アセスメントを振り返った利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「私は心配症で不安になりストレスが溜まる傾向があるので、自分にはどうにもならない事は周りの人達に相談し、不安を消しストレスを溜めないようにしたいです」

「自分のストレスに関する状況がはっきりと分かり、考えさせられました。不安や緊張については内にためているものを出すこと。気分転換に関しては、土日を含めて外にでることを心がけようと思います」

「もっと自分を大切にすること、自分が心地いいことをすること、友人に何でもはなしてみることなどを実践したいと思います」

「ストレスマネジメントでヒントを得ました。エビデンスの裏付けがあることや、変化が可視化されて、気が楽になりました」

「自分の変化に気づきました。これまではあまり気にならなかった項目にも目が行き、小さなことですが変化していると思いました」