うつ病などのメンタル不全からの回復と就職の為の「五感ウォーキング(散策)」
リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害・適応障害の回復・改善のために、ヨガ、ストレッチ、体操、自立訓練法、呼吸法など、身体にも心にも有効なプログラムを継続的に行っています。これらで改善される機能や習慣は、社会復帰後にも有益な財産になります。
メンタル不全になると、身体を動かすことや、外出することが億劫になりがちです。
今回は、自然のある環境の中で、五感をバランスよく使いながら、ゆっくりと歩く「五感ウォーキング(散策)」を行いました。このウォーキングでは、四季折々の変化をリラックスして楽しむとともに、自律神経を整え、脳機能を活性化し、筋肉を動かすことで免疫機能向上も狙っています。
利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。
「自分が知らないところで秋になっていたんだなと、色づく葉や木の香り、銀杏の実をみて思いました。グループの方ともワーク以外のお話ができてよかったと思いました。仕事が始まっても、こういう時間を持てたらいいなと思います」
「意図的に外に出るのは確かにトレーニングになると思いました。(普段は)疲労を避けて人ごみには行っていないことに気が付きました。雑談によるストレス解消も感じることができ、休日に意図的に取り入れたいと思います」
「季節を感じられるようになっていて、一時期より改善されていてよかったと思いました」
「久しぶりの散策で公園に行けて楽しかったです。落ち葉を踏む感触と音が、春とは違っているのを感じることができました」
「五感を使って楽しめました。初めて話す方ともコミュニケーションが取れました。天気もよく気持よく歩くことができました」