うつ病やパニック障害等から回復するために実践する「ルーティン」
リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害等からの回復に有効な「認知行動療法」をベースにしたプログラムを行っています。
今回は特に「行動療法」に関わるルーティン法〜自分をよい状態に保ったり、落ち込んでしまった時によい状態に戻したりする方法〜について掘り下げて考えました。
「快」「元気」「喜び」「やる気」素になることは、お一人お一人異なります。
プログラムでは、何気ない日常の中に、無意識で行っている行動の中に、自分をよい状態にする行動や出来事を探すことから始めました。
利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。
「書き出してみると、日常にルーティンが多く存在していることに気付かされました。また、改善したいルーティン、やる気やモチベーションを高めてくれる要素は何かということを改めて教えられた気がします」
「失敗した時のルーティン(下がった気分をこれ以上下げないようにする、下がった気分を持ち上げる)を自分のものにする必要があると痛感しました」
「口角を上げるというのは、すぐにでも取り入れたいルーティンだと思いました。また、よくも悪くもスマホと接している時間が長いので、依存することなく、うまく使いこなしたいと思います」
「負の結果を生み出してしまった考え方、ルーティンにも気づく必要があると思いました。良くも悪くもルーティンになっていることを振り返ってみたいと思います」
「毎日歯磨きをするように、自分が快に感じることを生活に取入れられたらいいなと思いました。そのために日々の行動計画に記録していくことからスタートなのだと思います」