スタッフコラム

うつ病などメンタル不全を克服して、社会復帰を実現するための「他者理解」!

リファイン就労支援センターでは、うつ病等のメンタル不全からの回復と社会復帰を実現するために、「自己理解」と「他者理解」を、様々な視点や方法で深めていきます。

今回は、カフェのような自由な雰囲気で話し合い、アイデアを創発する「ワールドカフェ」形式のダイアログを通して、「他者理解」について探求しました。

どうすれば、「他者理解」できるのでしょうか。

利用者の皆様の感想(一部)をご紹介します。

「まずは先入観を持たないで自己開示をすることと、傾聴を心がけることの大切さを理解しました。日々の生活の中で出来ることから実践していきたいと思います」

「相手のことを理解する=知ることで、自分の恐怖感や不安感が薄れるという大きなメリットがあるという話には納得しました。そのためのファーストステップとして苦手な人にこそ勇気を出して話しかけてみる、話せないなら挨拶だけでもすることを実践してみようと思いました」

「グループワークでの、“他者理解とは、WIN-WINの関係を築くための自分発のアプローチ。自分のためでもあるが、お互いが楽しく心地よくいられるためのもの”という話しが印象に残りました」

「方法論としては、相手と接する頻度を上げること(量)と、コミュニケーション(質)の積み増さねが大事という話になりました」

「他者理解に積極的になることで得られるものは大きいと思います。まずは理解しようという姿勢が必要であり、相手に対する興味関心が必要だと思います」

「相互尊重、思いやり、興味関心を持つという3点が特に印象に残りました。興味関心をもつことは自分で強く意識しないと抜けてしまうので、気をつけたいです」