自分も相手も大切にする「要約力」で、うつ病等メンタル不全からの社会復帰!
うつ病やパニック障害等で苦しまれている方がメンタル不全を克服して、就職や転職・復職を実現するためには、コミュニケーション力の向上が欠かせません。
今回は、あるビジネスに関する記事を聴いて「要約」し、相手に伝えるペアワークを行いました。
先日ご卒業された方からは「“要約”は就職活動を始めコミュニケーションにとても役立ちます!一方で、実践するのは想像以上に難しいのです。“自分が相手に何を話すか”ということだけに意識が向きがちですが、“相手に何が伝わるか”が大切です」というコメントを頂きました。
話し手は自分が言いたいことだけではなく、相手が理解しやすい構成や話し方に気を配ることが大切です。
※ペアワークは聴き方のトレーニングにもなります。アクティブ・リスニングと言われる”傾聴”のスキルは、相手が気持ちよく話せる雰囲気作りや、相手のもっている力を引き出します。
利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。
「焦ったり、話し方が不自然になったり、目が泳いでしまう・・・自分が陥りがちな負のスパイラルが分かりました」
「情報の取捨選択は普段のビジネスシーンでも難しい場面があります。相手の時間もコストだと考えると、要点を分かりやすく伝える訓練は大事だと思いました」
「自分のパーソナリティに深く関わるトピック(記事の内容)だったので臨場感をもって取り組むことができました」
「自分の中では理解していても、相手に伝えることは苦手なので、良いトレーニングになりました。自分の課題は、取捨選択、構成力です。念頭に置いて生活していきたいと思います」