スタッフコラム

うつ病や適応障害の回復・改善と社会復帰のための「声トレ」

リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害で苦しんでいる方の回復・改善と就職のお手伝いを行っています。
 
人の第一印象というのは人間関係を構築したり、より良くするために、とても大切なものです。
 
今回は声(相手にとって聴覚に関わるもの)についてのプログラム、「声トレ(主に発声や滑舌をよくするトレーニング)」のお話です。
 
誰かと会った時の最初の挨拶はもちろん、電話での(声での)応対が印象を左右することもあります。
 
※メラビアンの法則と呼ばれる研究では、人が受ける印象は外見(視覚情報)が55%、声のトーンやスピードなど(聴覚情報)が38%、話の内容は7%の割合で決まるとも言われています。
 
ちょっとした発声の工夫や、気の持ちようで大きく印象が変わるものです。トーン、抑揚、リズム、姿勢や呼吸に気を付けたながらトレーニングを行いました。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「声を出すと気分がすっきりすることを改めて実感することができました」

「コミュニケーションツールの中でも非常に重要だと思います。ココロの表情が表れると思いました」

「普段、(相手にとっての)視覚的なことは意識していましたが、(相手にとっての)聴覚に関することはあまり意識していませんでした。自分の総合力をあげるための要素の一つとして実感できました」

「気持ちがすっきりしました。滑舌をよくするために今後も取り入れたいです」

「お腹から声をだすことで、内臓がマッサージされている感覚を覚えました」

「大きな声を出すように心がけて、身体が温まりました」