スタッフコラム

うつ病・パニック障害・適応障害からの社会復帰に「コンセンサス」を意識する

うつ病やパニック障害等メンタル不全の克服をサポートするリファイン就労支援センターでは、ビジネスマン、サラリーマンの方の再就職・復職等の社会復帰だけではなく、その後の人生をより豊かにするために必要なことを利用者の皆さまと一緒に考え、実現する為に必要なプログラムを日々行っております。

今回は「コンセンサス」合意形成を題材としたプログラムを行いました。「コンセンサス」合意形成とは、多様な利害関係者(ステークホルダー)の意見の一致を図ること、具体的には議論などを通じて、関係者の多様な価値観を顕在化させ、意見の一致を図る前向きな話し合いのプロセスです。

本日のプログラム内容は、ご利用者様5~6名でグループを組んで頂き、各人に他メンバーには分からない「役割」「主張する意見」を与え、それを意識しながら時間内に「コンセンサス」合意形成を図りました。その後、各メンバーの「役割」について話し合いを行い、以下3点のポイントについて個人毎に振り返り、気づきのシェアを行いました。

1、話す)グループの他の人に意見や考えを伝えることができたか
2、聴く)グループの他の人に意見や考えをきちんと聴くことができたか
3、協力する)話し、聴き、グループに協力できていたか

「コンセンサス」合意形成は組織のみならず、日常の家族や友人等の関係においてもお互いの意見を尊重し、意見の一致を図るプロセスに必要不可欠なものと言えます。リファイン就労支援センターでは、仕事だけでなく人生をより豊かにするために必要なプログラムでメンタルヘルス不全からの復帰のサポートを続けてまいります。