うつ病・適応障害等メンタルヘルス不全からの回復、社会復帰に必要な「価値観」
リファイン就労支援センターでは、自己理解・他者理解を深めるプログラムでうつ病やパニック障害などメンタルヘルス不全で苦しんでいるビジネスマン・サラリーマンの方の社会復帰、そして以前よりも生き生きと幸せな人生を構築するお手伝いを目指しています。
あなたは自分の「価値観」についてすぐに答えることができますか?
今回は「価値観」について考えを深めるワークを行いました。自分の価値観を知り(自己理解)、相手に伝えながら(自己開示)、相手の価値観を知り(他者理解)お互いが重なる部分(合意形成)を進め、視野を拡げていくことは、プライベート、ビジネスシーンを問わず様々な場面で必要です。また、メンタルヘルスにおいても、価値観に偏り(かたより)がありすぎると、視野が狭くなり、精神的には不調になりやすい傾向があると言われています。今回のワークは、まずご利用様毎に価値観チェックシートであてはまる項目、あてはまらない項目にチェックをして、その背景にある考え方や出来事を具体的に記入頂き、その後グループでシェアを行いました。同じ設問でも、問いその物の捉え方の違いが「価値観」だという議論など、たくさんの気づきを得たグループワークとなりました。
利用者の皆さんの感想(一部)をご紹介します。
「リファインに通所するようになってから、みんな違ってあたりまえ、そして、それぞれの価値観を認めてあげることが出来るようになり視野が拡がった気がします。」
「自分の価値観を仕事上では、すらすらと書くことが出来ましたが、プライベートでは持ち合わせていなかったことに気づきました。再発しない為に、プライベートでの軸も決めていきたいと思いました」
「今までは、価値観が違うことを理由にして相手を避けていた自分に気づきました。今後は、価値観は人それぞれ違うことが当たり前なのだから、違いに苦しむのでは無く、楽しんでみる工夫をしたいと思いました」