スタッフコラム

「ワールドカフェ」〜主体的に働くとは〜うつ病などメンタルヘルス不全の回復と社会復帰のためのダイアログ

リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害などメンタルヘルス不全で苦しんでいるビジネスマン・サラリーマンの方の回復と社会復帰、そして以前よりも生き生きと幸せな人生を構築するお手伝いを目指しています。

あなたにとって「主体的に働く」とは、どのような印象、具体的な状態、気分、感覚なのでしょうか。

今回は自由な雰囲気で話し合う「ワールドカフェ」という手法でダイアログを行い、様々な意見を受け入れ合いながら、自分なりの答えを探求していきました。「ワールドカフェ」とは、「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考えに基づいた話し合いの手法です。エチケットとして、➀問いに集中 ➁自由に本音で素直に討議 ➂相手の話に耳を傾ける(傾聴) ➃全員参加 ➄アイディア間の関係に着目の5点に留意してダイアログを行いました。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「自主性と主体性との違いについて考えを深めることができました。ポータブルスキルとして、自分の意思で決断し行動すること、そして他者とどう関わっていくのか自分に身に着けていきたいスキルだと思いました」

「主体性を発揮するステップとして、自己理解を深める、他者理解を深める、そして社会に貢献することが自分のモチベーションのサイクルになると感じました」

「WILL やりたいことの自己理解が主体性を発揮するには一番重要だと今回のワールドカフェを通じて考えました」