スタッフコラム

うつ病や・適応障害等メンタルヘルス不全の克服と社会復帰に実践する「コンセンサスゲーム」

リファイン就労支援センターでは、自己理解・他者理解を深めながら社会復帰に必要なコミニュケーション力を高め、うつ病や、適応障害等メンタルヘルス不全から回復して社会復帰を目指す実践的プログラムを行っております。

本日は「コンセンサス」について、ゲームを行い理解を深めました。「コンセンサス」とは、和訳すると総意、合意形成と訳せますが、ステークホルダー(多様な利害関係者)の意見の一致を図ることと言え、会社などの組織のみならず、地域で活動する組織や、家族の間でも構成する関係者全員が、一定度合い満足する納得解を見つけていくことは、その結果自主的な実行度も高くなり、関係性も維持され、意思決定の質が高まると言えます。本日は、ダイアログのルール ➀ 自分の意見を持つ話す ➁ 他人の立場、出張を尊重する ➂ 評価・批判は保留する ➃ 納得解 気づきを全員でみつける の4点に留意して6名でグループを組み、ゲームの課題に対して、自分の意見を伝え、相手の話を聴き、全員が納得できる解を30分という時間制限を設けて、「コンセンサス」を進めて頂きました。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「自分は会議の場が非常に苦手だったので、とても有意義で学びが多いワークでした。今後はファシリテーションの役割も試してみたいと思います」

「30分で合意形成が出来るかどうか心配だったが、全員の集中力で合意形成に至ることができました。全員参加の場づくりの重要性を再認識しました」

「人それぞれの物事の捉え方の違いを楽しみながら、コンセンサスを進める事ができました」